託ちがまし(読み)かこちがまし

精選版 日本国語大辞典 「託ちがまし」の意味・読み・例文・類語

かこち‐がまし【託がまし】

〘形シク〙 (「がまし」は接尾語) いかにもかこつようである。恨み嘆くようである。かごとがましい。
堀河百首(1105‐06頃)冬「深山辺の時雨れてわたる数毎にかこちがましき玉柏かな〈源国信〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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