託言ばかり(読み)かごとばかり

精選版 日本国語大辞典 「託言ばかり」の意味・読み・例文・類語

かごと【託言】 ばかり

  1. ほんの申しわけ程度。ほんのわずか。しるしだけ。
    1. [初出の実例]「しるしなき思ひとぞきくふじのねもかごと許(ばかり)の煙なるらん〈よみ人しらず〉」(出典後撰和歌集(951‐953頃)恋六・一〇一五)

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