詩腸(読み)しちよう(ちやう)

普及版 字通 「詩腸」の読み・字形・画数・意味

【詩腸】しちよう(ちやう)

詩情。〔雲仙雑記、二〕戴(たいぎよう)、春日雙柑斗酒を携ふ。人何(いづ)くに之(ゆ)くかと問ふ。曰く、きて(くわうり)の聲を聽くなり。此れ俗耳の鍼(しんぺん)(戒め)、詩腸の鼓吹なり。汝之れを知るかと。

字通「詩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む