詩腸(読み)しちよう(ちやう)

普及版 字通 「詩腸」の読み・字形・画数・意味

【詩腸】しちよう(ちやう)

詩情。〔雲仙雑記、二〕戴(たいぎよう)、春日雙柑斗酒を携ふ。人何(いづ)くに之(ゆ)くかと問ふ。曰く、きて(くわうり)の聲を聽くなり。此れ俗耳の鍼(しんぺん)(戒め)、詩腸の鼓吹なり。汝之れを知るかと。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報