語らく(読み)カタラク

デジタル大辞泉 「語らく」の意味・読み・例文・類語

かたら‐く【語らく】

《動詞「かた(語)る」のク語法》語ること(には)。
吾妹児わぎもこりて―しましくは家に帰りて」〈・一七四〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「語らく」の意味・読み・例文・類語

かたら‐く【語く】

  1. ( 動詞「かたる(語)」のク語法 ) 語ることには。次に、その語った内容が直接引用の形で述べられる。
    1. [初出の実例]「梅の花夢(いめ)に加多良久(カタラク)みやびたる花と吾(あ)れ思(も)ふ酒に浮べこそ」(出典万葉集(8C後)五・八五二)

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