誤り訂正符号(読み)アヤマリテイセイフゴウ

IT用語がわかる辞典 「誤り訂正符号」の解説

あやまりていせいふごう【誤り訂正符号】

デジタルデータの転送の際に生じる誤りを検出し訂正するために付加されるデータ。コンピューターネットワーク記憶装置におけるデータ転送に用いられる。◇「エラーコレクティングコード(error correcting code)」「ECC」ともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の誤り訂正符号の言及

【記憶装置】より


【高信頼化技術】
半導体にα線やγ線が当たると記憶内容に1ビットの誤りが生じることがあり,そのほかにも誤りを発生させる事象がある。このような可能性は非常に低いが,低価格のパソコンを除いては,主記憶装置などにおいてさらに信頼性を高める(フォールトトレラントにする)ために,誤りをパリティ検査によって検出したり,誤り訂正符号(ECC)を使用して訂正したりしている。また,CD-ROMなどにおいては傷や汚れによって誤りが生じる可能性が無視できないので,コンパクトディスクと同様に高度な誤り訂正符号を使って記録されている。…

※「誤り訂正符号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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