読止(読み)よみさす

精選版 日本国語大辞典 「読止」の意味・読み・例文・類語

よみ‐さ・す【読止】

〘他サ五(四)〙 途中で読むのをやめる。読みかけにする。
※宇津保(970‐999頃)楼上上「おほやけも、かのよみさし給ふ文、きかまほしうし給へど」

よみ‐さし【読止】

〘名〙 途中で読むのをやめること。また、そのもの。読みかけ。
※俳諧・俳諧新選(1773)二「よみさしの本に団の栞かな〈季遊〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報