談所(読み)だんしょ

精選版 日本国語大辞典 「談所」の意味・読み・例文・類語

だん‐しょ【談所】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「談義をする所」の意 ) 僧徒の学問教養をみがくために造られた学林をいう。檀林。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の談所の言及

【関東十八檀林】より

…江戸時代に制定された浄土宗僧侶育成のための学問所18ヵ寺の称。古くは学問所を談所,談義所,談林といった。栴檀(せんだん)林の略称である檀林を称するようになったのは,〈伊欄の悪木といえども,栴檀林の近くに生えれば,その香に染まる〉というたとえから,学僧が正しく訓育される学舎という意味からである。…

※「談所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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