精選版 日本国語大辞典 「受け取り証文」の意味・読み・例文・類語
うけとり‐しょうもん【受取証文・請取証文】
- 〘 名詞 〙 =うけとりしょうしょ(受取証書)
- [初出の実例]「飛脚の請取証文此度上せ候間」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)上)
…ただし,返抄が中世的な年貢公事の収納証として,請取状と紛らわしい〈所納如件〉などという文言・形式をとる場合も多く,この区別はあいまいになっていく。また,近世社会では年貢収納証は年貢分納のたびごとに発給される小手形と,それと引替えに渡される村ごとの1年分の年貢皆済目録というシステムに整理され,普通の請取状は請取証文,請取手形といわれることが多く,長文にわたる場合もあるなど,請取状の様相は一変する。【保立 道久】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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