

(けん)を正字とし、「詐(いつは)るなり」と訓し、爰(えん)声。爰に
(緩)(かん)の声がある。〔爾雅、釈訓〕に「
るるなり」、〔広雅、釈詁二〕に「欺くなり」とするが、〔詩、衛風、伯兮〕に「
(わすれぐさ)」の名があり、「
る」という訓が古いのであろう。諠は諠
・諠囂の意に用いることが多い。
字鏡〕諠 サワカシ 〔
立〕諠 カマビスシ・カマカマシ・カタラフ/
イム・ワスル・イツハル 〔字鏡集〕諠 ワスル・カマビスシ・サハガシ・ヨバフ/
ワスル・イム・ヘツラフ・イツハル・ユルス
xuanは声義近く、やかましい意。
xoaも同系の語で、諠
と連用する。
▶・諠
▶・諠赫▶・諠聒▶・諠己▶・諠競▶・諠言▶・諠呼▶・諠詬▶・諠囂▶・諠擾▶・諠草▶・諠伝▶・諠呶▶・諠擁▶・諠乱▶・諠弄▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...