諸善(読み)しょぜん

精選版 日本国語大辞典 「諸善」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ぜん【諸善】

  1. 〘 名詞 〙 さまざまの善事や善行
    1. [初出の実例]「祈はくは奇記を覧る者、邪を却け、正に入り、諸悪作すこと莫く、諸善奉行せむことを」(出典:日本霊異記(810‐824)上)
    2. 「七日々々のほか、百ケ日、一周忌第三年にいたるまで、しょぜんの忠節をつくす」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android