諸涙(読み)モロナミダ

デジタル大辞泉 「諸涙」の意味・読み・例文・類語

もろ‐なみだ【諸涙】

ともに涙を流して泣くこと。
錦祥女はすがりつく母のたもとの―」〈浄・国性爺

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精選版 日本国語大辞典 「諸涙」の意味・読み・例文・類語

もろ‐なみだ【諸涙】

  1. 〘 名詞 〙 もろともに涙を流すこと。いっしょに泣くこと。また、その涙。
    1. [初出の実例]「錦祥女は縋り付、母の袂の諸涙」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)三)

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