諸鐙を合わす(読み)モロアブミヲアワス

デジタル大辞泉 「諸鐙を合わす」の意味・読み・例文・類語

諸鐙もろあぶみわ・す

馬を速く駆けさせるために、左右の鐙で、同時に馬の腹を打つ。
「―・せて馳せ参りて」〈太平記一六

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諸鐙を合わす」の意味・読み・例文・類語

もろあぶみ【諸鐙】 を 合(あ)わす

  1. 馬に乗って早く走らせる時、左右両方の鐙で馬腹をあおる。
    1. [初出の実例]「諸鐙(モロアブミ)を合て馳入ければ」(出典:太平記(14C後)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android