諸鐙を合わす(読み)モロアブミヲアワス

デジタル大辞泉 「諸鐙を合わす」の意味・読み・例文・類語

諸鐙もろあぶみわ・す

馬を速く駆けさせるために、左右の鐙で、同時に馬の腹を打つ。
「―・せて馳せ参りて」〈太平記一六

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諸鐙を合わす」の意味・読み・例文・類語

もろあぶみ【諸鐙】 を 合(あ)わす

  1. 馬に乗って早く走らせる時、左右両方の鐙で馬腹をあおる。
    1. [初出の実例]「諸鐙(モロアブミ)を合て馳入ければ」(出典:太平記(14C後)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android