護身符(読み)ゴシンプ

精選版 日本国語大辞典 「護身符」の意味・読み・例文・類語

ごしん‐ふ【護身符】

  1. 〘 名詞 〙ごふ(護符)
    1. [初出の実例]「護身符とは道家で符を書て肘に掛て身を守護する也」(出典:禅林類聚撮要抄(1642)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の護身符の言及

【護符】より

…このように多種多様な護符の意味を理解するには,その社会で災厄と結びつけられる力や対処法に関する世界観の中で考えることが重要である。呪術【小田 亮】
[中国]
 現代中国語でも,御札・御守のことを護符hù fúまたは護身符というが,中国の文語では符の一字を用いるのが普通である。1949年に中華人民共和国が成立して以来,社会主義体制のもとで護符は呪術的な迷信として表向きには重んじられないが,台湾やホンコンをはじめ,各地の華僑社会で現に見られるように,もともと中国人は護符を大いに珍重し,その種類や形式もきわめて多い。…

※「護身符」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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