豊島近(読み)とよしま ちかし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊島近」の解説

豊島近 とよしま-ちかし

1954- 昭和後期-平成時代の分子生物学者。
昭和29年7月生まれ。アメリカ・スタンフォード大研究員,理化学研究所国際フロンティア研究員などをへて,平成2年東京工業大助教授。6年東大教授。膜蛋白質結晶化に取り組み,カルシウムポンプ蛋白質の構造決定に成功した。22年「カルシウムポンプ作動機構の解明」で朝日賞。秋田県出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android