責め惑はす(読み)セメマドワス

デジタル大辞泉 「責め惑はす」の意味・読み・例文・類語

せめ‐まどわ・す〔‐まどはす〕【責め惑はす】

[動サ四]責めて困らせる。せきたててあわてさせる。
「いと見苦しと、思ひまはす程もなく―・せば」〈・八二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「責め惑はす」の意味・読み・例文・類語

せめ‐まどわ・す‥まどはす【責惑】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 責めて困らせる。しきりに責めて当惑させる。
    1. [初出の実例]「いと見ぐるしと、思ひまはす程もなくせめまどはせば」(出典:枕草子(10C終)八二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む