買主・買窩(読み)かいす

精選版 日本国語大辞典 「買主・買窩」の意味・読み・例文・類語

かい‐す かひ‥【買主・買窩】

〘名〙 (「買ひ候(す)」から変化した語か)
盗賊の宿。けいず。
盗品を買い取る者をいう隠語。けいずかい。けいず屋。
浄瑠璃・歌枕棣棠花合戦(1746)二「盗人の同類達、かいす殿も悲しいかと」
人買い
※浄瑠璃・三荘太夫五人嬢(1727)二「山岡買主(かひす)小陰へ招き」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android