賭祿(読み)かけろく

精選版 日本国語大辞典 「賭祿」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ろく【賭祿】

  1. 〘 名詞 〙 物を賭けて勝負すること。また、その物。賭物(かけもの)
    1. [初出の実例]「釣帯をかけものにした者は軽いやすい者をかけたと思てかけ勒を顧み見て心の中にはばかりはぢたぞ」(出典:玉塵抄(1563)三一)
    2. 「賭祿や獄門首に物喰せ」(出典:雑俳・替狂言(1702))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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