賭物(読み)カケモノ

デジタル大辞泉 「賭物」の意味・読み・例文・類語

かけ‐もの【賭(け)物/懸(け)物】

勝負事などに賭ける金品賭け事勝者に与えられる賞品。賭けろく
「―にして、娘くらべなどせられよや」〈宇津保・菊の宴〉

のり‐もの【賭物】

勝負事にかける金品。かけもの。
「仲忠と碁あそばす。何を―に賭けむ」〈宇津保・内侍督〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賭物」の意味・読み・例文・類語

のり‐もの【賭物】

  1. 〘 名詞 〙 勝負事で、勝者に与える金品。かけもの。
    1. [初出の実例]「上、碁盤をめして、仲忠と碁あそばす。『なにをのりものにかけむ。〈略〉』」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)

と‐ぶつ【賭物】

  1. 〘 名詞 〙 勝負事に賭(か)ける物。かけもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む