デジタル大辞泉 「賭物」の意味・読み・例文・類語 かけ‐もの【賭(け)物/懸(け)物】 勝負事などに賭ける金品。賭け事の勝者に与えられる賞品。賭け禄ろく。「―にして、娘くらべなどせられよや」〈宇津保・菊の宴〉 のり‐もの【▽賭物】 勝負事にかける金品。かけもの。「仲忠と碁あそばす。何を―に賭けむ」〈宇津保・内侍督〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「賭物」の意味・読み・例文・類語 のり‐もの【賭物】 〘 名詞 〙 勝負事で、勝者に与える金品。かけもの。[初出の実例]「上、碁盤をめして、仲忠と碁あそばす。『なにをのりものにかけむ。〈略〉』」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督) と‐ぶつ【賭物】 〘 名詞 〙 勝負事に賭(か)ける物。かけもの。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例