赤前垂れ(読み)アカマエダレ

デジタル大辞泉 「赤前垂れ」の意味・読み・例文・類語

あか‐まえだれ〔‐まへだれ〕【赤前垂れ】

主に近世宿屋料理屋茶屋などの接客の女がつけた赤い前垂れ。また、それをつけた女。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の赤前垂れの言及

【茶屋】より

…これらの茶屋にも給仕女が雇われ,水茶屋には客寄せに美人を置く店があり,江戸で有名な笠森お仙は明和ごろ(1770年前後)の水茶屋女である。彼女らは営業用に赤い前垂れを着けたので赤前垂れと俗称された。 茶屋女がふえるとともに,茶屋に擬装した売春宿が出現した。…

※「赤前垂れ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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