赤崩村
あかくずれむら
[現在地名]米沢市赤崩
大平村の北、西吾妻山に源を発する松川の谷口部一帯東岸の河岸段丘上に立地。近世には山上村のうち。元文四年(一七三九)の「山林台帳」によると二四ヵ所の雑木林・柴林などがあり、うち四ヵ所は留山であった。上杉領村目録では山上村のうち西山上に赤崩がみえ、家数四九・人数二四七、馬三七・牛三、漆木は役木二千三一三本・百万本口三千七二〇本、蚕利三五両三分、高夫頭懸籾三五四俵余・麦五九俵余・利籾六四俵余。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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