赤引の御調の糸(読み)あからひきのみつきのいと

精選版 日本国語大辞典 「赤引の御調の糸」の意味・読み・例文・類語

あからひき【赤引】 の 御調(みつき)の糸(いと)

  1. 伊勢神宮の神衣(かんみそ)の祭に供えるあからひきの糸。毎年五月三〇日に、伊勢神宮の調倉に収納し、翌年四月に「神服織(かんはとり)」「神麻績(かんおみ)」の織女八人ずつが神衣につくって、孟夏四月の、神衣の祭の料にする。
    1. [初出の実例]「赤引御調糸卅絢〈依例度会郡所進卜食太神宮司〉」(出典皇太神宮儀式帳(804))

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