赤浦村(読み)あかうらむら

日本歴史地名大系 「赤浦村」の解説

赤浦村
あかうらむら

[現在地名]七尾市赤浦町

赤浦潟を挟んで松百まつとう村の南西に位置する。天正一二年(一五八四)一一月一八日の前田利家網申付状(浦辺文書)の宛所に「赤浦百姓中」とあり、慶長五年(一六〇〇)八月二一日の他領からの入漁を禁ずる書状(鹿島郡誌)の宛所に赤浦村とみえる。正保郷帳では高三九三石余、田方二二町五反余・畑方三町六反余、新田高三一石余(免三ツ二歩九厘)。承応二年(一六五三)の役棟六(「棟役調」鹿島郡誌)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高四三七石、免四ツ一歩、小物成として山役三九五匁・苦竹役六匁、鳥役二匁(出来)、網役二三匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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