赤萩村新田(読み)あこぎむらしんでん

日本歴史地名大系 「赤萩村新田」の解説

赤萩村新田
あこぎむらしんでん

[現在地名]大網白里町駒込こまごめ経田きようでん

駒込村南東に位置する。郷帳類では赤萩村新田とするが、単に赤萩村と記す場合もある。応永二六年(一四一九)一二月一七日の鎌倉公方足利持氏御教書(円覚寺文書)に鎌倉円覚寺領として「赤荻村」がみえる。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳には富田組に属する赤萩がみえ、旗本岡部領六〇石余・同河野領六七石余・同内藤領三〇石余。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では赤萩村の家数二三、同じ旗本三氏領のほかに幕府領がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android