走り歩く(読み)はしりありく

精選版 日本国語大辞典 「走り歩く」の意味・読み・例文・類語

はしり‐あり・く【走歩】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙はしりあるく(走歩)
    1. [初出の実例]「下衆どものいささかおそろしとも思はではしりありき」(出典:枕草子(10C終)三〇六)

はしり‐ある・く【走歩】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 あちらこちらと奔走する。走りまわる。はしりありく。
    1. [初出の実例]「車の前に走り歩くものぞ」(出典:史記抄(1477)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android