走夫婦(読み)はしりみょうと

精選版 日本国語大辞典 「走夫婦」の意味・読み・例文・類語

はしり‐みょうと‥めうと【走夫婦】

  1. 〘 名詞 〙 正式な結婚をしないで、故郷を駆け落ちして夫婦となったもの。はしりめおと。
    1. [初出の実例]「大かたはしり婦夫(メウト)は銘々過いたせば、女房持も勝手づくに罷成候とぞんじ」(出典:浮世草子・万の文反古(1696)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む