起き出ず(読み)おきいず

精選版 日本国語大辞典 「起き出ず」の意味・読み・例文・類語

おき‐い・ず‥いづ【起出】

  1. 〘 自動詞 ダ下二段活用 〙 起きて寝所から出る。
    1. [初出の実例]「おきいでて、なよよかななる直衣、しほれよいほどなるかいねりの袿(うちき)ひとかさね垂れながら帯ゆるるかにて、あゆみいづるに」(出典蜻蛉日記(974頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 直衣 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android