越ヶ谷瓜の蔓(読み)こしがやうりのつる

日本歴史地名大系 「越ヶ谷瓜の蔓」の解説

越ヶ谷瓜の蔓
こしがやうりのつる

一冊 福井権右衛門猷貞著

成立 文化末年―文政初年

原本 福井力之助

解説 著者は寛永年間に大沢町定着、代々脇本陣を勤め、安永期から越ヶ谷宿の本陣・問屋を勤めた。越ヶ谷宿の沿革、郷村の分村過程、小名・耕地名の由来、宿駅の成立過程、地子免や役百姓の内訳、町勢、家別の動態状況を述べ、宿駅構造を探る好資料といえる。同じ著者の「大沢猫の爪」(一冊)も同様。

活字本越谷市史」四

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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