越原春子(読み)コシハラ ハルコ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「越原春子」の解説

越原 春子
コシハラ ハルコ


肩書
元・衆院議員(国民協同党),名古屋女学院長

別名
別名=越原 はる(コシハラ ハル)

生年月日
明治18年1月

出身地
岐阜県東白川

経歴
教師を志し大正4年名古屋に出て、名古屋女学校を創設。戦後第1回の総選挙で、愛知1区の上位当選を果たす。愛知国民協同党に所属女性解放の推進者で、簡略な「名古屋帯」の考案者でもある。

没年月日
昭和34年1月29日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

世界大百科事典(旧版)内の越原春子の言及

【名古屋帯】より

…腹合せ帯,五尺帯,七五帯,衛生帯,軽装帯などといくつかの改良帯が考案されたが,最も広く普及し,定着したのが名古屋帯である。この由来については,1920年当時の名古屋女学校の創設者越原春子が考案して日常締めていた風変りな帯に,中村呉服店の店員小沢義男が着目,これを市販するようにしたのがきっかけであったという。大量生産を始めたのは京都の帯屋で,京都から再び名古屋に流れてきたのを中村呉服店では〈名古屋帯〉の名で売ったのが流布し,しだいに定着していった。…

※「越原春子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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