足に傷持てば笹原が走れぬ(読み)あしにきずもてばささはらがはしれぬ

精選版 日本国語大辞典 の解説

あし【足】 に 傷(きず)(も)てば笹原(ささはら)が走(はし)れぬ

  1. 足に傷のある者は、笹が傷にあたるので笹原を行くことができない。自分の身にやましいことのある人は、見つかる恐れのある所へは立ち入ることができないということのたとえ。足の裏の傷にこたゆる小笹原
    1. [初出の実例]「足のうらに疵(キズ)をもてば、笹原(ささはら)がはしられぬとやら云が、けふは舅のしき居が高いよふな」(出典:波形本狂言・貰聟(室町末‐近世初))

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