足を空(読み)あしをそら

精選版 日本国語大辞典 「足を空」の意味・読み・例文・類語

あし【足】=を[=も]空(そら)

  1. 足も地につかないくらいうろたえてあちこち急ぎ歩くこと。また、そのようにあわてふためくさま。
    1. [初出の実例]「車の男ども足をそらにてまどひ倒れて」(出典:落窪物語(10C後)二)
  2. 気もそぞろになって浮かれ歩くさま。
    1. [初出の実例]「これより身持我儘になりて、足を空になし〈略〉此処彼処遊びさまよふ浮れ者と成にけり」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む