け‐たおし‥たふし【蹴倒】
- 〘 名詞 〙
- ① 蹴倒すこと。
- [初出の実例]「当麻蹴速(たいまのけはや)は、その名の示す通り蹴倒しが得意だったらしい」(出典:蛙のこえ(1952)〈大宅壮一〉角力今昔)
- ② =けころばし(蹴転)②
- [初出の実例]「惣本寺の島原新町よりかくのごとく正しからざれば、白人・呂州・茶女・臭屋(くさや)・間短(けんたん)・蹴倒(ケタヲシ)・夜発(やほつ)まで同じ習ひに移り行」(出典:談義本・艷道通鑑(1715)五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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