当麻蹴速(読み)タイマノケハヤ

デジタル大辞泉 「当麻蹴速」の意味・読み・例文・類語

たいま‐の‐けはや【当麻蹴速】

垂仁天皇時代の力持ちで、相撲の祖とされる人。大和当麻住人朝廷に召されて、野見宿禰のみのすくねと力比べをし、肋骨ろっこつを折って死んだとされる。

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精選版 日本国語大辞典 「当麻蹴速」の意味・読み・例文・類語

たいま‐の‐けはや【当麻蹴速】

  1. 垂仁天皇の頃の人で、野見宿禰(のみのすくね)とともに相撲取力士)の祖と伝えられる。大和の当麻の人。垂仁天皇の命によって出雲の野見宿禰と力くらべをしたとき、あばら骨と腰の骨を折られて死んだ。古くは、「たぎまのくゑはや」とも書かれる。「日本書紀」に見える。

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