精選版 日本国語大辞典 「躙上」の意味・読み・例文・類語 にじり‐あがり【躙上】 〘 名詞 〙① にじりあがること。[初出の実例]「高座にてぬれ一巻を説き給ふ 墨の衣にもみ裏の秋 今朝の月にじり上りの柴の庵」(出典:俳諧・桃青門弟独吟廿歌仙(1680)杉風独吟)② =にじりぐち(躙口)[初出の実例]「にじりあがりの内へ入さまに両わき、次に上を見て、扨床を見やりて入事よき也」(出典:利休客之次第(1587))③ 長雨がやっと晴れること。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例