躬恒集(読み)ミツネシュウ

デジタル大辞泉 「躬恒集」の意味・読み・例文・類語

みつねしゅう〔みつねシフ〕【躬恒集】

凡河内躬恒家集。平安中期の成立とされる。三十六人集一つ。1帖上下2巻、328首が完存し、重要文化財に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の躬恒集の言及

【凡河内躬恒】より

…歌風は貫之に比して軽快,それだけに親しみがもてる。家集の《躬恒集》は,約230首を収め上下あり,詞書も詳しく,信頼度が高い。〈心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花〉(《古今集》巻五)。…

※「躬恒集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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