農家人口(読み)のうかじんこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「農家人口」の意味・わかりやすい解説

農家人口
のうかじんこう

農家世帯員数をいう。世帯員とは生活本拠がその家にある人のことで,世帯主血縁または姻戚関係がなくとも一緒に暮して生計を1つにしている者はすべて含まれる。自家農業に従事しているか否かは問わない。 1990年の農家人口は 1729万 6000人で総人口に対する比率は 80年が 18.3%であるのに対し,14%と漸次減少傾向にある。

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世界大百科事典(旧版)内の農家人口の言及

【農業人口】より

…そのため農業センサスでは,農業従事の程度と組み合わせて世帯員の就業状態を把握している。なお農業センサスは,老人や子どもなどの非就業者を含めた農家人口も把握しているが,その生計の農業への依存度は兼業化のため2割程度に低下している。農家は歴史的に非農業部門への労働力供給の役割を担い,農・非農間の労働力移動と経済成長や景気変動との関連が問われてきたが,この面からは農家人口の把握も重要である。…

※「農家人口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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