辿り無し(読み)たどりなし

精選版 日本国語大辞典 「辿り無し」の意味・読み・例文・類語

たどり‐な・し【辿無】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙
  2. 道に迷うことがない。迷いやためらいなどの余地がない。
    1. [初出の実例]「そのころ、たうよりわたり給たるひじりの、たうとくてさうなどをし、のちの世もたどりなくするがあるをきき給て」(出典:あさぢが露(13C後))
  3. ( 「たどり」は捜し求めて行く場所の意か ) 目的地を定めない。行くえを定めない。
    1. [初出の実例]「たどりなき風雲に身をせめ、花鳥に情を労して」(出典:俳諧・幻住菴記(1690頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む