迎の雲(読み)むかえのくも

精選版 日本国語大辞典 「迎の雲」の意味・読み・例文・類語

むかえ【迎】 の 雲(くも)

阿彌陀仏が、諸衆とともに念仏行者を迎えるために、その臨終の際に乗ってやってくるという紫の雲。むかえぐも。
※続古今(1265)釈教・八〇七「うき身をも捨ぬ誓を待ちわびぬむかへの雲よ空頼めすな〈源具親〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android