近近しい(読み)ちかぢかしい

精選版 日本国語大辞典 「近近しい」の意味・読み・例文・類語

ちかぢか‐し・い【近近】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ちかぢか〘 形容詞シク活用 〙
  2. 距離・時間などがごく近い。近くにある。すぐである。
    1. [初出の実例]「雲を分つつ帰るほどに、道もちかぢかしく見えざりければ、いづくともおぼえず」(出典:発心集(1216頃か)四)
  3. 親しい。むつまじい。昵懇(じっこん)である。
    1. [初出の実例]「かの典薬がちかちかしくやありけんと北の方思ひ給はん、ねたういみじうて」(出典:落窪物語(10C後)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む