迚濡れたる袖(読み)とてもぬれたるそで

精選版 日本国語大辞典 「迚濡れたる袖」の意味・読み・例文・類語

とても【迚】 濡(ぬ)れたる=袖(そで)[=袂(たもと)

  1. ( どうせ濡れた袖の意 ) 汚れない前はいろいろと身を守るが、一度汚れてしまえば、二度三度汚れても気にかけないということ。
    1. [初出の実例]「ぬけさやもたん とてもぬれたる袖(ソデ)」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)
    2. 「とてもぬれたる袂(タモト)なれば、此うへは是非におよばず」(出典:浮世草子好色五人女(1686)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む