日本歴史地名大系 「追手小路」の解説 追手小路おうてこうじ 山梨県:甲府市甲府城下追手小路[現在地名]甲府市丸の内(まるのうち)一―二丁目・中央(ちゆうおう)一丁目城の南郭内にある武家地の一つ。大手(おおて)小路とも記される。追手門前から南端の片羽(かたば)町口門までの南北の小路で約二〇〇間(甲斐国志)。その間、松原(まつばら)小路と交差するまでを大手前(おおてまえ)ともよんだ。柳沢氏時代には追手門前に城代平岡将監の屋敷があったが、幕府領になるとその屋敷跡は甲府勤番支配追手役宅になった(裏見寒話)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by