退屈気(読み)たいくつげ

精選版 日本国語大辞典 「退屈気」の意味・読み・例文・類語

たいくつ‐げ【退屈気】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「げ」は接尾語 ) いかにも退屈そうであるさま。
    1. [初出の実例]「しきりに烟草を吹きつけて、さも退屈気に見えたが」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉五)

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