デジタル大辞泉 「逆さ睫」の意味・読み・例文・類語 さかさ‐まつげ【逆さ×睫】 まつげが普通とは逆に眼球のほうを向いて生えている状態。睫毛内反しょうもうないはん。さかまつげ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「逆さ睫」の意味・読み・例文・類語 さかさ‐まつげ【逆睫】 〘 名詞 〙 まつげの排列がふぞろいで、内方にも向いているため、まつげの先がたえず黒目の表面を刺激するような状態のまつげ。さかまつげ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「逆さ睫」の解説 逆さまつ毛 まつ毛の一部が眼球の方に向かって生えている状態のこと、またはそのまつ毛のこと。幼児や高齢者に多い。幼児の場合はまぶたが内側に向いている眼瞼(がんけん)内反症によるものがほとんどで、成長に従い治ることが多い。高齢者ではまぶたがたるむことにより起こる。まつ毛が眼球に当たると角膜を傷つけ痛みを生じるが、通常は逆さまつ毛を抜いたり目薬をさすなどの対処法で大きな問題にならずに済む。逆さまつ毛の本数が多いといった理由で幾度も角膜炎を引き起こすなど重症化した場合には、入院の必要がない比較的簡単な手術で治療する。また、マスカラが利用できないなど美容上の理由で手術が行われることもある。 (2015-5-27) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報