眼球(読み)がんきゅう(英語表記)eyeball

翻訳|eyeball

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

眼球
がんきゅう
eyeball

視覚を司る末端の器官。角膜 (黒眼) と強膜 (白眼) から成る外膜,虹彩,毛様体脈絡膜から成る中膜 (ブドウ膜) ,網膜から成る内膜によって壁が構成され,その中は水晶体硝子体および眼房水で満たされている。眼球はよくカメラにたとえられる。つまり,角膜,水晶体はレンズに,ブドウ膜と強膜はカメラの暗箱に,網膜はフィルムに相当する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

がん‐きゅう〔‐キウ〕【眼球】

脊椎動物の視覚をつかさどる、一対の球状の器官。眼窩(がんか)内に収まり、強膜または角膜脈絡膜網膜の3層の膜に包まれ、内部に水晶体硝子体(しょうしたい)などが入っている。外からの光が角膜および両凸レンズ状の水晶体を通って網膜上に像を結ぶ。めだま。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

岩石学辞典の解説

眼球

眼球状またはレンズ状の大きな鉱物粒または鉱物の集合体で,薄片で目の形に観察されるもの.これらは一般に片麻岩や破砕をまぬがれた片岩の中に見られる.これは(1) 同構造時(syntectonic)の火成岩体の班晶の流動縞による,(2) 縞状岩石での斑状変晶の成長,(3) 大きな結晶が破砕して縮小変形したもの,(4) 角礫岩化した破片が破砕して縮小変形したもの,などにより形成される[Bowes : 1989].ドイツ語でAugenは目の意味.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

大辞林 第三版の解説

がんきゅう【眼球】

脊椎動物の視覚器。眼窩がんかの中にあり、外の鞏膜きようまく・角膜、中の脈絡みやくらく膜・毛様体・虹彩こうさい、内の網膜の三層が形作る球。その内部に水晶体とガラス体がある。水晶体とその前方の角膜の間は水様液で満たされている。光線は角膜とレンズの役をする水晶体の屈折作用をうけて網膜の上に像を結び、これを視神経により脳に伝える。めだま。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の眼球の言及

【目∥眼】より

…このような網膜を直立網膜と呼ぶ。
[脊椎動物]
 ヒトをも含めて,脊椎動物の側眼はほぼ球形の眼球とその前方にレンズを備えた形状から,カメラ眼と呼ばれる。眼球の壁は,外側から内側に向かって,強膜,脈絡膜,網膜という3層構造をなし,前方の強膜は透明になって少し突き出し,角膜となる。…

※「眼球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

ワンオペ育児

配偶者の単身赴任など、何らかの理由で1人で仕事、家事、育児の全てをこなさなければならない状態を指す言葉である。母親1人を指す場合がほとんどで、「ワンオペ育児ママ」という派生語もある。「ワンオペ」とは「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

眼球の関連情報