眼球(読み)がんきゅう(英語表記)augen

岩石学辞典「眼球」の解説

眼球

球状またはレンズ状の大きな鉱物粒または鉱物の集合体で,薄片での形に観察されるもの.これらは一般に片麻岩や破砕をまぬがれた片岩の中に見られる.これは(1) 同構造時(syntectonic)の火成岩体の班流動縞による,(2) 縞状岩石での斑状変晶の成長,(3) 大きな結晶が破砕して縮小変形したもの,(4) 角礫岩化した破片が破砕して縮小変形したもの,などにより形成される[Bowes : 1989].ドイツ語でAugenは目の意味.

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精選版 日本国語大辞典「眼球」の解説

がん‐きゅう ‥キウ【眼球】

〘名〙 脊椎動物の視覚器。外層の鞏(きょうまく)中層脈絡膜、内層の網膜の三層からなり、前面では鞏膜につづく角膜と、脈絡膜に連なる虹彩と毛様体とがある。三層の内部は、前方にレンズの働きをする水晶体があり、あとはガラス体が占める。水晶体の作用で網膜上に像を結び、後方の視神経に伝えられる。眼球の運動は鞏膜についている眼筋によってなされる。広義には目一般をさす。めだま。めのたま。〔医語類聚(1872)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「眼球」の解説

眼球
がんきゅう
eyeball

視覚を司る末端器官。角膜 (黒眼) と強膜 (白眼) から成る外膜,虹彩,毛様体,脈絡膜から成る中膜 (ブドウ膜) ,網膜から成る内膜によってが構成され,その中は水晶体,硝子体および眼房水で満たされている。眼球はよくカメラにたとえられる。つまり,角膜,水晶体はレンズに,ブドウ膜と強膜はカメラの暗箱に,網膜はフィルムに相当する。

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デジタル大辞泉「眼球」の解説

がん‐きゅう〔‐キウ〕【眼球】

脊椎動物の視覚をつかさどる、一対の球状の器官。眼窩がんか内に収まり、強膜または角膜脈絡膜網膜の3層の膜に包まれ、内部に水晶体硝子体しょうしたいなどが入っている。外からの光が角膜および両凸レンズ状の水晶体を通って網膜上に像を結ぶ。めだま。
[類語]目玉目の玉

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世界大百科事典内の眼球の言及

【目∥眼】より

…このような網膜を直立網膜と呼ぶ。
[脊椎動物]
 ヒトをも含めて,脊椎動物の側眼はほぼ球形の眼球とその前方にレンズを備えた形状から,カメラ眼と呼ばれる。眼球の壁は,外側から内側に向かって,強膜,脈絡膜,網膜という3層構造をなし,前方の強膜は透明になって少し突き出し,角膜となる。…

※「眼球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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