這い歩く(読み)はいありく

精選版 日本国語大辞典 「這い歩く」の意味・読み・例文・類語

はい‐あり・くはひ‥【這歩】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙はいあるく(這歩)
    1. [初出の実例]「そこにありけるかたゐおきな、いたじきの下にはひありきて」(出典:伊勢物語(10C前)八一)

はい‐ある・くはひ‥【這歩】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 はって動きまわる。はいまわる。はいありく。
    1. [初出の実例]「蛇が無足にてはいあるきて辛苦する、不便やと思ふ也」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android