這ひ伏す(読み)ハイフス

デジタル大辞泉 「這ひ伏す」の意味・読み・例文・類語

はい‐ふ・す〔はひ‐〕【×這ひ伏す】

[動サ四]腹ばいになって伏す。
「大きなる木ども…女郎花をみなへしなどの上によろぼひ―・せる」〈能因本枕・一八六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「這ひ伏す」の意味・読み・例文・類語

はい‐ふ・すはひ‥【這伏】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 はって伏す。腹ばいになって伏す。
    1. [初出の実例]「いそがぬわれはつれづれと、うぐらのしたにはひふして」(出典:類従本賀茂女集(10C後))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android