這ひ伏す(読み)ハイフス

デジタル大辞泉 「這ひ伏す」の意味・読み・例文・類語

はい‐ふ・す〔はひ‐〕【×這ひ伏す】

[動サ四]腹ばいになって伏す。
「大きなる木ども…女郎花をみなへしなどの上によろぼひ―・せる」〈能因本枕・一八六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「這ひ伏す」の意味・読み・例文・類語

はい‐ふ・すはひ‥【這伏】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 はって伏す。腹ばいになって伏す。
    1. [初出の実例]「いそがぬわれはつれづれと、うぐらのしたにはひふして」(出典:類従本賀茂女集(10C後))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む