通貨流通速度(読み)つうかりゅうつうそくど

百科事典マイペディア 「通貨流通速度」の意味・わかりやすい解説

通貨流通速度【つうかりゅうつうそくど】

ある一定期間に通貨取引に使用される回数。通貨量の増大物価騰貴をもたらすが,通貨量が不変でも流通速度が大きくなれば,これも物価騰貴をもたらすことになる。したがって通貨流通速度も通貨量と同じように通貨政策対象となる。→マネー・サプライ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android