通道組織(読み)つうどうそしき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「通道組織」の意味・わかりやすい解説

通道組織
つうどうそしき

植物体において、水や無機養分の輸送路となる仮道管または道管を含む木部と、光合成産物などの代謝物質の輸送路となる篩(し)細胞または篩管を含む篩部との維管束組織をいう。かつては乳管などの組織も含められて定義されたが、最近では、乳管は分泌組織として区分されるため、通道組織は維管束組織と同義に使われる。

[西野栄正]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む