通電火災(読み)ツウデンカサイ

デジタル大辞泉 「通電火災」の意味・読み・例文・類語

つうでん‐かさい〔‐クワサイ〕【通電火災】

大規模な地震などに伴う停電が復旧する際に発生する火災。破損した電化製品や電気配線が通電時に発火することなどが原因

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「通電火災」の解説

通電火災

地震などの災害時に起きた停電が解消し、通電が再開された際に発生する火災。電熱器具の発熱部分が地震の揺れで可燃物に接触したまま再度通電することで発火するケースや、傷んだ電気配線がショートして発火するケースなどがある。住民が避難して無人になった一帯で通電火災が起こると初期消火が遅れ、短時間で火災が拡大する恐れがある。消防庁などは通電火災を防ぐため、自宅から避難する際はブレーカーを落とすよう注意喚起している。

(2018-9-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む