逢い渡る(読み)あいわたる

精選版 日本国語大辞典 「逢い渡る」の意味・読み・例文・類語

あい‐わた・るあひ‥【逢渡】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 男女が互いに情を通じながら、長い月日を経る。長いこと会い続ける。
    1. [初出の実例]「をみなへし花の心のあだなれば秋にのみこそあひわたりけれ〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)秋中・二七六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android