連用法(読み)れんようほう

精選版 日本国語大辞典 「連用法」の意味・読み・例文・類語

れんよう‐ほう ‥ハフ【連用法】

〘名〙 活用語用法一つ。主として連用形に関して、それが、連用修飾格にたつ場合をいう。副詞的用法で、「速く(走る)・堂々と(歩く)」など、主に形容詞・形容動詞に見られる。動詞では、「急ぎ(帰京する)」など。
[補注]大槻文彦の「広日本文典」(一八九七)では、動詞が他の活用語について複合語となる時、上の動詞が連用形になることをいう。「読み果つ」の「読み」などの用法。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android